学習データ量を2倍にしました。
ドル円のレートデータ(2時間分)をChatGPTに渡して1時間後の価格を予測してもらいます。
予測結果
予測結果は下記のようになりました。
やや上昇する確率の方が高い(上がる:約60% / 下がる:約40%)。
理由は簡単に分けると
- 直近の価格モメンタム
- マクロ要因(ニュース)による不確実性
のせめぎ合いです。以下、噛み砕いて説明します。
何で「やや上がる」と見たか(直感的な理屈)
分足データ(14:00 → 15:58)を見ると、約147.48 → 147.586と、短時間でわずかに上向くモメンタムが続いています。短期では「現在の流れ(モメンタム)は短時間継続しやすい」ため、直近の推移からは上に行く可能性が優勢です。
(=マーケットの短期テクニカル/トレンド方向の理屈)
逆に下落に振れるリスク(マクロ要因)
ただし、大きめの経済指標(特に米国の消費者物価=CPI)や政策期待が近くにあれば、短時間で流れがひっくり返ることがあります。現時点では市場は米CPI発表を注視しており、それがドル方向性を大きく左右する材料になっています。実際、報道では米CPIを前にドルがやや軟化しているとの報道も出ています。
また日米の政策(BOJの姿勢や日米金利差)や短期国債利回りの動きもUSD/JPYに効きます。最近はBOJがタカ寄りのシグナルを出したり、日米利回り差が変動しているため、ボラ(急変)リスクが残っています。
まとめ
- テクニカル面(短期モメンタム)
-
今は小幅に上向いている → 短期では継続する期待がある(上昇優勢)。
- ファンダメンタル面(ニュース)
-
米CPI・政策期待などのイベントで急落・急騰の可能性あり → 不確実性あり。
実務的なアドバイス
もし短期トレードするなら、現在の上昇モメンタムを利用して小さめの利幅で取るか、あるいは米CPI発表が近いなら発表まで待つ(あるいはストップをしっかり置く)――という風にリスク管理を強めるのが無難です。直近の市場値は約147.5付近で推移しています
勝敗
17時の結果は、
2025-08-11 17:00:00 | 147.382
2025-08-11 16:58:00 | 147.398
2025-08-11 16:56:00 | 147.369
となりました。
16時付近のドル円の価格は
2025-08-11 16:00:00 | 147.593
2025-08-11 15:58:00 | 147.586
2025-08-11 15:56:00 | 147.600
でしたので、またChatGPTの予測は外れました・・・
ということで、これまでの結果は、
さてChatGPT予測のここまでの成績は
取引回数 | 勝利回数 | 勝率 |
4 | 1 | 25% |
になります。