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明確なトレンドが出ないドル円相場| 2025年8月25日~8月29日の「AI FX投資」結果

トレード結果

今週はドル円がどちらに向かうのか読みづらい展開でした。

上がると思い「ロング」を入れたら下がり、下がると思い「ショート」を入れたら上がるというトレンドが無いような状態が続いていました。

目次

今週の動向

月曜日は米国のトランプ大統領がFRB理事のクック氏を解任するというニュースもあり、「仲値」の上がりを期待して「買い」を入れていたのですが、ドル円が急落しました・・・

米国の

  • GDP
  • PCEデフレーター

などの公表もありましたが、ドル円のトレンド形成には至らず、AIも読みづらい相場であったように思います。

米国のGDPは「米国で一定期間(四半期や年)に生み出されたモノ・サービスの総額」を表しますが、GDPが予想より高ければ「経済が強い」と評価され、低ければ「経済が弱い」と評価されます。

今回発表されたのは2025年4月~6月のGDPで、前年比3%増代をキープしているので、米国経済は依然「強い」状態ではないかなと思います。

気になる「ドル円」への影響ですが、米国のGDPが強いと「ドル」が安全資産として認識され「ドル買い」が促進されやすくなり「円安ドル高」になります。

ただ・・・

  • FRBの利上げ
  • インフレ関連指標
  • 米雇用統計
  • 地政学リスク

などさまざまな要素が影響するため、今回の発表では顕著な円安の反応は見られませんでした。

もう1つ発表された重要指標は「PCEデフレータ」ですが、「Personal Consumption Expenditures Price Index(個人消費支出価格指数)」と呼ばれ、アメリカで消費されるモノやサービスの価格変動を測るインフレ指標になります。

「消費された商品・サービスの金額が、前年と比べてどれだけ変わったか」を指数化したものですが、価格変動が激しい「食料とエネルギー」を除いた「コアPCE」がFXでは注視されることが多い気がします。

FRBが金利動向を決める重要な指標にもなっていますね。

このPCEが高いと、FRBが利上げを強めるので、ドルが高くなり円安になります。

とはいっても今回の指標は予想とズレが無かったので、ドル円へのインパクトはありませんでした。

ということで、以前「レンジ相場」が継続しそうですね(;^_^

他の投資家の情報に触れていても「レンジ相場はもういい」という意見も散見され、「レンジ相場への不満」が高まっているように感じます。

ただ、「レンジ相場」で勝てないとFXで勝つのは難しいとも感じています。

ほとんどが「レンジ相場」なFXでは、レンジ相場を制しないと利益を伸ばすのはなかなか大変ですね。

そう考えるとスキャルピング勢の方が利益は伸ばしやすいのかな?

とも思えます。

AI投資について

今週は「AIモデル」の構造を大幅に変更したため、「AIモデルのテスト」を行う1週間でした。

なので、「AI投資」はほとんど行っていません。

これまでは「値動き」をAIで予測していましたが、

  • 上がる
  • 下がる
  • 変化なし

の3つの状態を予測する形にAIのモデル構造を変えました。

より現実的なトレード要素を学習データ(特徴量)に変えて、実践的な判断ができるAIに改善しています。

AIに「何を学習させるのか?」は特に重要だと思っているので、そこを試行錯誤している段階です。

正解はまだわかっていませんが、「試行錯誤の過程」を楽しんでいるので、飽きません。

むしろどんどん作りたいAIモデルが膨らんでいる感じ。

FXのAI開発を始めて「もっと単純なもの」という認識でしたが、全く異なっていました。

自分の経験と知見が増えていくのは楽しい体験です。

今週の成果

今週の成果は下表のようになります。

日付結果(PIPS)
8月25日(月)31
8月26日(火)-49
8月27日(水)0
8月28日(木)-36
8月29日(金)0

なかなかプラ転できませんが、少しずつAIを改善しながらFX投資を続けていきたいと思います。

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この記事を書いた人

AIプログラムを開発しFX投資に挑むトレーダーです。
関西の人です。
■FX予測用AIモデル開発実績
1.LSTM
2.iTransformer
3.FEDformer
4.PatchTST
and so on...

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