今週もずっと「レンジ相場」が続いていました。
「レンジ相場」で勝つ方法はまだ身に付いていないため、ずっと模索をしていました。
今週の重要指標発表
雇用統計が発表された先週ほどインパクトはありませんでしたが、今週もいくつか重要指標の発表がありました。
9月10日(水)発表の重要指標
- 米国生産者物価指数
- 卸売在庫
- 米国10年債入札
などの発表がありました。
米国生産者物価指数
アメリカ国内で生産者(メーカー・卸売業者等)が受け取る「販売価格の平均変動」を表す指標です。
企業が「モノやサービス」を販売したときの価格動向を調査しています。
予想値より高いとドル買い圧力が強まり(円安ドル高)となり、低いとドル売り圧力が高まり(円高ドル安)となります。
今回は、予想が3.3%で結果は2.6%でした。
ドル売りの圧力が強まり、指標発表直後のドル円価格は、

こんな感じになりました。
ドル円大幅下落。
といっても、このところ「レンジ相場」過ぎて全然動かないので値動きが大きく見えているだけです。
実際は50銭下がった程度でした。
その後50%ほど戻していたので、あまりドル円全体へのインパクトはありませんでした。
米国卸売在庫
「耐久財(自動車・家具など)」と「非耐久財(消費されるもの)」に分けて企業の在庫を発表している指標。
今回の予想値は0.2%に対して結果は0.1%でした。
この値の意味するところは、「アメリカ景気は依然強い」という前提であれば、需要が多く在庫量が減っていると捉えることができます。
反対に「アメリカの景気は減速している」という前提の場合は、需要が少なく生産調整のため在庫が減っているとも考えられます。
どっちなのかを考えていたのですが、依然「アメリカ経済は強い」と言い切れないので、調整局面のような気がしています。
米国10年債入札
米国財務省が実施した国債の入札に関する指標。
最高落札利回りがそれまので利回りを下回りましたがドル円への影響は軽微でした。
9月11日(木)発表の重要指標
- 新規失業保険申請件数
- 消費者物価指数
などの発表がありました。
新規失業保険申請件数
新規失業保険申請件数ですが、26万3千件となり、前週から大幅に増加しました。
ドル円への影響はあまりありませんでしたが、アメリカ景気が減速している可能性を感じる結果でした。
消費者物価指数(CPI)
消費者の購入する財・サービスの価格に関する指標です。
インフレを測る非常に重要な指標でFRBの利下げに影響を与える可能性があります。
今回は予想2.9%に対し結果も2.9%でしたので、特にドル円への影響は無かったように思います。
今週のトレード結果
今週もドル円はあまり動かず「レンジ相場」が続いていました。
「レンジ相場」でどのように勝てばいいのかがわかっていないため、「レンジ相場」を勝つためにはどうすれば良いのかをずっと考えていました。
基本的にトレンドを判定して「トレンドフォロー」タイプの投資手法なので、「レンジ相場」はほぼトレードをしていません。
「仲値」などドル円上昇期待がありそうな場合に少しトレードをする程度でした。
「レンジ相場」いろいろテストしたりしていますが、なかなか難しいですね・・・
さて、今週の結果は、
| 日付 | 結果(PIPS) |
| 9月8日(月) | 8 |
| 9月9日(火) | -3 |
| 9月10日(水) | 0 |
| 9月11日(木) | 2 |
| 9月12日(金) | 4 |
となりました。
結果は「+11pips」となりました。
来週も同じような「レンジ相場」になりそうな気しかしないですが、引き続き勝てる方法を模索していきたいと思います。
