今週は水曜日から木曜日くらいにかけてドル円が急上昇しました。
2日で2円近く上がって、レンジがようやく抜けたようでした。
しかし金曜日にはまたレンジ相場に・・・
今週の重要指標発表
今週はすごく重要な指標発表はなく要人発言が多かった印象です。
9月24日(水)発表の重要指標
- 米国新築住宅販売件数
- 米国週間原油在庫
米国新築住宅販売件数
予想が65万件ほどでしたが結果は80万件と上振れしました。
ドルが買われて円が売られる要因になりそうですね。
FRBが利下げを行いましたが、FRBのFF金利(フェデラルファンド金利)は、銀行同士の短期の借入金利のため、住宅ローン金利とはあまり連動せず長期金利に近い米国債の利回りの影響が大きいようです。
米国週間原油在庫
予想が0.8に対して予想は-0.6になりました。
原油在庫が上昇すると、「原油」の供給が多すぎるか、原油の消費量が減っている場合は景気後退の入り口の可能性があります。
原油在庫が減っていると「原油」の供給が少なすぎるか、原油の消費量が増えている場合は景気の維持または上昇の可能性があります。
9月25日(木)発表の重要指標
- 米国新規失業保険申請件数
- 米国第2四半期GDP(確定)
米国新規失業保険申請件数
予想より-1.4万人の21.8万人となりました。
失業保険申請数が減少しているので、アメリカ経済は今のところ景気後退と判断できない状態だと思っています。
新規失業保険申請件数が減り続ければ、さらなる「利下げ」につながる可能性が強くまりそうですね。
米国第2四半期GDP(確定)
米国第2四半期GDP(確定)が公表され、前年比3.8%となりました。
アメリカ国内の需要が多いためGDPが増えたとなるとアメリカ経済の強さが表れているのではないかと思います。
「関税を上げすぎ」たため、輸入が減ったのでその減少分を増やすためにGDPが伸びたという見方もあるようです。
9月26日(金)発表の重要指標
- 米国個人所得
- 米国PCEデフレーター
米国個人所得
予想は前月比0.2~0.3%でしたが結果は0.4%でした。
微増の印象ですが、継続的に増えると消費が増え物価が上がる可能性もあります。
一過性では無く継続的にどう変化していくのかを見ていく必要がありそうですね。
米国PCEデフレーター
前回は2.6%で今回は2.7%でした。
先ほどの米国個人所得と見合わせると個人消費は依然維持された状態になるものと思います。
AI予測について
今週は中盤にドル円が上昇に動き、2日間で2円ほど上がりました。
上記指標発表にもあるように、米国経済は依然強くFRBの利下げ期待が上がりドル買いにつながったのではないかと思っています。
AIはこのトレンドをうまく捉えていましたが、あれほどわかりやすい上昇トレンドであれば人間でも次のドル円の値動きを予測するのはそれほど難しくなかったですね。
人間で予測が難しいところにAIを導入し、予測精度を上げることに意味があると思っているので、AIの予測が当たったことはあまり意味は無いと思っています。
先週、AIの予測結果の分析をしていてわかったことは、「X」などで公開している予測は15時~19時の予測精度が65%前後ほどあり、その時間帯のなんらかの特徴を学習し予測しているものと思われます。
まだ予測数が少ないため、予測数が増えたときの結果をウォッチしていきたいと思います。
今週のトレード結果
ドル円は2円ほど上昇に転じた局面がありましたが、月曜日に大きい損失を出してゼロベースに戻せませんでした。
あと、仕事が忙しくてあまりトレードができなかったこともあります。
さて今週の結果は、
| 日付 | 結果(PIPS) |
| 9月22日(月) | -31 |
| 9月23日(火) | 0 |
| 9月24日(水) | 12 |
| 9月25日(木) | 1 |
| 9月26日(金) | 0 |
となりました。
結果は「-18pips」となりました。
ここのところここまで大きい損失は出ていなかったので、トレード方法を見直さないといけないシグナルかもしれないと思っています。
もっとトレードするべきところを絞らないといけないなと・・・
