アメリカ政府閉鎖により、毎月のFXのメインイベントである「米国雇用統計」の発表が延期されました。
そのため、「ドル売り」が止まらずというドル円の推移でした。
今週の重要指標発表
今週発表された重要指標について見ていきたいと思います。
9月30日(火)発表の重要指標
- 米国消費者信頼感指数
- 米国JOLTS求人件数
米国消費者信頼感指数
予想は96でしたが結果は94.2となりました。
消費者の景気・経済への展望が厳しいことを示唆しています。
これからの消費動向にも影響するのではないかなと思いますが、利下げするかどうかで今後も変化しそうだと思っています。
米国JOLTS求人件数
結果は722.7万件と前回より20万件ほど増える結果となりました。
採用数が軟調なことから「労働需要」を十分に満たせているとは言えない状態ですが、アメリカ経済自体が減速していると言えるほどの数値でも無いため、景気は維持またはゆるやかに減速しつつあると見ています。
10月1日(水)発表の重要指標
- 米国ADP雇用統計
- 米国ISM製造業景況指数
- 米国週間原油在庫
米国ADP雇用統計
予想はプラス想定でしたが、結果は-3.2万人となりました。
雇用が一時的に減少していると考えるか、景気後退の入り口と捉えるか判断が難しいですが、今のところ一時的な数値だと見ています。
というのも他の経済関連指標がものすごく低下しているとは言えないので、景況感を表す指標を全体的に見ながらアメリカ経済の実態を把握する必要があります。
米国ISM製造業景況指数
予想は49でしたが結果は49.1でした。
値的には「景気後退」を表していますが、このまま下がっていくかどうか注視していくことが必要だと思っています。
アメリカ経済が「景気後退」に向かうと「ドル売り」が加速し「円高」になる可能性があります。
米国週間原油在庫
結果は179.2となり、予想値より大幅に増えました。
前回よりは減少していますが、市場の予想値より高いため、市場の景況感より実体経済は良くない可能性があります。
AI予測について
今週はまた「レンジ相場」に戻ったような動きもありました。
アメリカ政府の閉鎖により「米国雇用統計」が発表されないため、「ドル円が動く要素」が乏しい状態だと思います。
今週までのAI予測のフォワードテスト(実運用テスト)の結果は、
13時の予測結果(合計/勝利回数/勝率) : 14/6/42.86%
16時の予測結果(合計/勝利回数/勝率) : 16/12/75%
19時の予測結果(合計/勝利回数/勝率) : 16/9/56.25%
23時の予測結果(合計/勝利回数/勝率) : 15/8/53.33%
となりました。
現在のAIモデルは15時に予測を行い、16時に予測結果を取得するパターンが予測優位性が高い結果となっています。
まだ予測試行回数が少ないので、これから50%に収束していく可能性もあります。
あるいは「現在の相場」にたまたまAIモデルがマッチしているかもしれません。
引き続き予測動向を注視していきたいと思います。
今週のトレード結果
ドル円はまた「レンジ相場」に戻ったような動きをしています。
今後もドル円が動かなければ「トレードしない」という選択も必要だと思っています。
無理やり入るとマイナスが出るので・・・
さて今週の結果は、
| 日付 | 結果(PIPS) |
| 9月29日(月) | 18 |
| 9月30日(火) | 20 |
| 10月1日(水) | 27 |
| 10月2日(木) | -19 |
| 10月3日(金) | 0 |
となりました。
結果は「46pips」となりました。
ドル円の方向感がある時に少しずつ利確しながらトレードしていましたが、方向感が無くなると損失が出始めます。
ドル円の方向感がわかりやすい相場だけエントリーすることが利益を増やす方法だと学びました。
トレードするシーンを絞るという前週の反省をもっと生かす必要性を実感しました。
3~8月は収支はマイナスでしたが、9月はプラスでした。
10月もプラスになるようなトレードを目指していきたいと思います。
