先週から実運用しているあるシグナルを利用したトレード手法ですが、今週は「レンジ相場」な動きが多くあまり通用しませんでした。
そもそも「トレンドフォロー」なトレード手法なので、トレンド相場で無いと通用しないのかもしれません。
いろんなトレード手法を試している中で感じたことは「どんな相場でも勝てる手法は存在しない」ということです。
それぞれのトレード手法は「苦手な相場が必ずある」と思っています。
「現在の相場状態を見極めること」が利益を積んでいくことにつながると思います。
今週のドル円の値動き(ChatGPT分析)
今週のドル円の値動きは「レンジ相場」の印象でしたがジリジリと上がり、円安ドル高傾向でした。
要約(最重要点)
始値(最初の値):150.595
終値(最後の値):152.830
週間変動(終値−始値):+2.235円(約 +223.5 pips)
最高値:152.965、最安値:150.473(期間レンジ:約 2.492円 = 249.2 pips)
週間トレンド:明確な上昇(ドル高/円安)が出ています。
基本統計
平均(期間中の平均価格):151.742 円
中央値(median):151.834 円
価格の標準偏差(期間中の価格ばらつき):約 0.795 円(≒79.5 pips)
1期間あたり(隣接観測間)の平均リターン(単純):約 +0.0124%(ほぼわずかな上昇バイアス)
1期間あたりリターンの標準偏差:約 0.0892%
隣接観測の平均絶対変動(価格差の標準偏差):約 0.1354 円(≒13.54 pips) — これが「通常の1時間程度の値動きの目安」です。
日次(カレンダー日ごと)要点
2025-10-20:150.595 / 150.950 / 150.473 / 150.473 レンジ 0.477 円(47.7 pips)
→ 週の出だしはやや低ボラで、終盤にかけて小幅下落で引けています。
2025-10-21:150.577 / 152.145 / 150.577 / 151.812 レンジ 1.568 円(156.8 pips)
→ この日が実質的な上昇の起点。大きな上昇が入り、週のトレンドを作りました。
2025-10-22:151.800 / 151.963 / 151.644 / 151.961 レンジ 0.319 円(31.9 pips)
→ 調整・もみ合いで一旦持ちこたえた格好。下押しは限定的。
2025-10-23:151.856 / 152.713 / 151.650 / 152.631 レンジ 1.063 円(106.3 pips)
→ 再上昇が強く、152.7付近まで到達。上昇の加速日。
2025-10-24:152.739 / 152.965 / 152.521 / 152.830 レンジ 0.444 円(44.4 pips)
→ 高値圏での攻防。終盤はやや利益確定で小反落しつつも高値圏維持。
値動きの特徴
上昇の強さ:20日から21日にかけてのブレイク(150.6 → 151.8台)を皮切りに、23日〜24日にかけて152円台中盤へ到達。短期間で約2円の上昇は相対的に強い動きです。
押し目の浅さ:上昇局面で下落(調整)してもすぐ買い戻される場面が多く、下値を買う動きが持続していました。つまり買い圧力が強い状態です。
最大単発上昇/下落:隣接観測間の最大上昇は約 +0.440 円(44.0 pips)、最大下落は約 −0.394 円(−39.4 pips)。短期間での急振れはあるものの極端ではありません。
最大ドローダウン(期間中の高値からの最大下落):約 −0.501 円(−50.1 pips)。割合では約 −0.33%。
連続上昇・下落の長さ:最長の連続陽線(上昇)は 5 期間、最長の連続陰線(下落)は 4 期間。連続上昇の方がやや長めの局面が見られます。
平均的な1区間の動き:約 13.5 pips(0.135 円) が標準的な隣接変動の目安です。
時間帯別(傾向)
(観測の「時間帯別平均価格」からの粗い所見)
夜〜早朝(UTC として夜間〜東京早朝に相当する時間帯)から欧州・米国時間にかけて徐々に値が切り上がる傾向が観察できます。
提供データの時間帯別平均(抜粋)では、19時〜22時台あたりがやや高めの平均(152.0前後)、8〜10時台は比較的低め(151.56〜151.75)となっています。
(※観測は1時間毎のため「時間帯の強弱」は参考的な傾向です。)
テクニカルに使える数値(注目レベル)
短期抵抗(直近高値):152.95 円付近(期間最高 152.965)。ここを明確に突破すると153円台トライの可能性が高まります。
短期支持(直近下値帯):151.64~151.96 円帯(複数回下げ止まった水準)。特に 151.8 円付近 はデータ上、何度も反応があり「当面の下支えライン」と判断できます。
心理的整数値:153.00 円(近接しているため注意ライン)。また 150.50~150.60 円 は週初の下限ゾーンでした。
注意点
押し目が浅い=急反落のリスク:押し目が浅い相場は短期的には上昇が続きやすいが、逆に大口の利確やファンダメンタルの変化で一気に戻す可能性もあります。
ボラティリティ水準:1時間あたりの典型変動は約13.5 pips。夜間や経済イベント時はこれを大きく上回る瞬間値も観察されています。
ドローダウン実績:最大で約50 pips程度の急落が観測されました。
結論(現時点での総合判断)
今週ははっきりしたドル高(円安)トレンドの週でした。150.6円付近から152.9円近辺までの上値追いが続き、終値も高値圏で引けています。
押し目は浅く、買い優勢の地合いが継続しています。短期SMA(5-15-30期間)の傾向も上向きで、直近の価格(152.83 円)は短期平均より高い(SMA5 ≒152.836、SMA15 ≒152.847、SMA30 ≒152.732)ため、直近では上昇モメンタム優勢です。
今週のトレード結果
円安ドル高傾向のレンジ相場に翻弄された1週間でした。
さて今週の結果は、
| 日付 | 結果(PIPS) |
| 10月20日(月) | 11 |
| 10月21日(火) | -2 |
| 10月22日(水) | -43 |
| 10月23日(木) | -15 |
| 10月24日(金) | 9 |
となりました。
結果は「-40pips」となりました。
来週は明確なトレンドが出るのか見極めてトレードしていきたいと思います。
